お遍路

本日のお遍路ログ

納経したお寺:5
累計納経数 :76


走 行 距 離 :31㎞
累計走行距離:1362㎞


19日目 (9月21日)

美味しいうどんが食べたい

お遍路18日目、台風が接近しているみたいですが、清々しい晴れの朝を向かえた善通寺市です。
今日はホテルで朝食を食べます。 ボリューム控えめの普通の和朝食ですが、うどんが付いてきます。香川のホテルは高い確率で朝食にうどんが出てきます。しかし、お味は…な感じです。

朝食がボリューム不足だったのと、香川県に来て残念なうどんを食べ続けるのも悔しいので、朝一向かう先はうどん屋さんです。
ホテルのロビーで、相撲好きのおじさんにオススメのうどん屋さんを聞いてみると、「山下うどん」を薦められました。
おー、お土産とかにもなってる有名店。「善通寺にあったんやー」と思い、そこに行くことにしました。 調べてみると、次の72番曼荼羅寺とはまったくの逆方向ですが今はうどんのことしか考えられません。
おじさんの話しと地図を頼りに「山下うどん」に向かいます。 だんだん、街中から外れていき、畑ばっかりの地域にぽつんと「山下うどん」が現れました。

美味しいうどんを求めて

時間は午前10時、「山下うどん」のオープンが9時30分なので「ほとんどお客さんいないだろう」と思って行ったのですが…甘かった!
オープン直後にも関わらずほぼ満席。でも、セルフのうどん屋は回転が早いので、スムーズにうどんにありつけそうです。話しには聞いていましたが、うどんのサイドメニューには天ぷらだけでなく、おでんがあります。何故おでん?気にはなります。
うどんは大か小かの二種類、ホテルの朝食を食べてるので小を選びます。 店内を観察してると、おそらく大を注文した人のどんぶりにはうどんが山盛り!小を注文して良かったと思いました。湯ぬき肉(小)と玉ねぎの天ぷらで¥540。念願の香川のうどん屋のうどんです。
いただきます!
……おいしいです。
最近のうどんチェーン店にはない手作り独特の麺の食感が癖になります。大を頼んでおけばよかったなと後悔して本業のお遍路に戻ります。
72番曼荼羅寺へは、来た道を戻りホテルに戻ってから向かいます。 善通寺市は名前の通り、弘法大師生誕の地75番善通寺を中心に寺が近距離でたくさんあります。 曼荼羅寺と73番出釈迦寺、74番甲山寺と順調にまわり、昼もまわって次はいよいよ善通寺です。
その前に、腹ごしらえと思いホテルの従業員さんから聞いた善通寺の近く「こがね製麺所」の本店へ向かいます。そう、またうどんです。
今回はシンプルに麺の味を楽しみたいと思い釜揚げうどんを頼みます。前回の反省を生かして小ではなく、中を頼みます。小は1玉、中は2玉です。 2玉は多すぎました。

巨大な善通寺

善通寺へは赤門商店街を通って行きます。途中に安産や母乳が多くでるようになる、赤門七佛薬師像の前をとまります。安産祈願だけあって犬の像もあります。
善通寺到着。
門から入ると、巨大な楠がお出迎え。弘法大師生誕の地だけあって、巨大な寺で、西院と東院に別れています。 当然のように立派な五重塔もあります。
観光客も多いし、外国人も多いです。 他の寺と規模が違います。小さい寺なら20個くらいはいるのでは? 本堂も大師堂も中に入ることができます。 羽のない扇風機みたいな石像などを見てたりしてたら、さすが総本山です、かなり時間がかかっていました。
次は76番金倉寺です。 金倉寺には七福神の像があり順番に巡っていきます。最後の大黒天様には金箔を張り付けれます。 善通寺の後でなければかなり印象に残ったかも知れませんが、このお寺もかなり大きいです。
そして、次のお寺に行くため丸亀市へ突入。今や全国的に有名なあの丸亀です。
丸亀にはうどんの他に、骨付き鶏が有名で、中でも「一鶴」と言う店は大阪、横浜にも出店しているくらい有名店です。 というわけで、「一鶴」でお持ち帰りの骨付き鶏を買い、ホテルにチェックインして、本日は終了です。