お遍路

本日のお遍路ログ

納経したお寺:3
累計納経数 :78


走 行 距 離 :47㎞
累計走行距離:1296㎞


26日目 (11月15日)

最後の御勤め

今朝は善通寺の御勤め。 自分が行った頃には人が溢れていました。 御勤めが始まり、たぶん仙遊寺と同じお経を読まれていたと思うけど、とても長く感じた。
住職のお話は主に弘法大師の話で、とても字が綺麗だったとか。 良寛って方は子供の字を真似した字を書くとか、円空の彫刻とか、イメージがわきにくい内容でした。
共感できたのは、子供には広いところで遊ばすのと、できるだけ大きな紙を与えて書かすってのは良いなと思いました。
正座してると、足がしびれ、耐えれませんでした。
皆様で、戒壇めぐりへ。
何度も前の方とぶつかりました。 南無大師遍照金剛と話ながら歩く雰囲気は、少し奇妙な感じがした。
最後に弘法大師が生まれた場所へ。
善通寺の名前の由来は、お父様善通(よしみち)様からとられた。
そして朝食を食べて出発。
もう一度お参りをした。
善通寺は完全なる会社です。 住職が社長。他、役割があり、組織のようにみえました。

今日は午前中に少しお遍路巡礼から離れ、荷物を預けてこんぴらさんへ。
五年前に妻と二人で旅行に行き、妊娠中ながら奥社まで、1368段登った。 今回はそのお礼参りに。

こんぴらさん

登山口近くまで行っても駐輪場がなく、ある男性に聞くと、そのへんどこでもええから止めとけ!と優しく言っていただき、甘えることにした。 その男性は中野うどん学校の社長さんだった。 中野うどん学校は色々ビジネスをやっていて、この辺じゃ有名。 偶然にも助かりました。
社員さんとお話して、杖をお借りして出発。
土曜日だったので、午前中はポツポツだった人が、どんどん増えた。 韓国や中国の方もツアーも結構いらした。 完全なる観光地。
お遍路とのギャップはかなりあった。
何が違うかというと、すれ違いの挨拶が全くない。 お遍路さんはほぼ挨拶する。 子供たちだって挨拶する。 挨拶っていいもので大切だと思った。
なんなく奥社まで行った。
帰りに、息をゼーゼーしている人や、座り込んでいる人をみて、自分は体力ついたと思った。
行って帰ってくるまで二時間半はかかると聞いていたけど、ゆっくり行って二時間は楽に切って帰ってきた。
トレッ君、お世話になったので、うどん学校へ。
うどんをいただいたが、社長の話をすると、社長が自ら揚げたかき揚げを御接待してくれた。
美味しくいただいた。
帰りにこんぴら饅頭(灸まん)も食べた。
お礼参りができて本当に良かった!
食べてばかりではあるが、香川の有名店、山下うどんへ。
冷やしぶっかけ肉うどん。
うんまーい。 あまい。 こしがある。
流行るのもわかる。 満足でした!

世の中で一番大事なもの

さあ、巡礼再開。
大願供養念珠がある、金倉寺へ。 バチバチバチと、音が鳴りました。
道隆寺は眼なおし薬師さまがいる。 途中に丸亀城が小さくみえた。 石垣が良いと聞いていたけど、見れなかった。
本日最後の郷照寺。
だいぶお経も読めるようにはなったとは思うけど、やっぱり難しい。
そして、善根宿うたんぐらへ。
入ると三人の女性がいて、お茶をいただく。
すると21歳の学生、瑛ちゃん。 ほとんど野宿でここまできた。 将来は中学校教員になると。 経験生かして良い教師になってほしいと思った。
風呂に入り、洗濯して、骨付き肉を喰らいに一鶴へ。
美味しいと教えていただき、ぜひとも食べたいと思っていた。 9時までに戻らなくてはならないので、コソッと向かうと…
満席。
大混雑。
大丈夫かなーと思っていたら、そこまで待たずに席に着けた。
おやどりを注文。 なかなか噛み応えがあり、美味しい!
ひなどりもうんまい。
最後にスープで締めて最高でした!
うたんぐらに戻り、うどんの話で盛り上がる。 うどん遍路88箇所というのもあるみたいです。
あっという間に時間がたち寝る時間。
皆様グゥ~グゥ~寝てる。 疲れてるのだろうな。
明日は日曜日。 ツアー団体が多そうな予感。
まわりを気にせず、無心で過ごせるよう、イラッとせずにいきたいと思います。