22日目 （11月2日）

最悪の場合は運休停止！？

逆打ち21日目。
逆打ちを始めて3週間がたちました。 朝から雨です。雨対策をして5km程先の22番 平等寺を目指してスタート。
ポツポツとした雨なので難なく到着。納経を済ませて次は21番 太龍寺を目指します。

	太龍寺はロープウェイで上まで行けるのでロープウェイ乗り場を目指します。 若干雨が強くなり、風もかなりの強さで吹いてきました。 これはロープウェイ…大丈夫か？ と不安がありながらも、空を見上げると太陽が少しだけ顔を出しました。 この調子で天気が回復すればいいと思いながらもロープウェイ乗り場に到着。「強風の為、便を遅らせながら運行。最悪の場合は運休停止」とのアナウンスでしたが、ギリギリ運行できるとの事で太龍寺に向かいます。 途中かなり揺れましたが無事に到着。 太龍寺も風が強く、道に木の枝や落ち葉が散乱している状態でした。 本堂に続く階段を慎重に登り、納経を済ませ下山する事に。 帰りのロープウェイを待っている間に、他のお遍路さんとお話しする機会があり、「八十八箇所巡礼も8回目になるが、太龍寺でこんなに風が吹くのは初めて」とのことでした。

滝のような雨水

	地上に戻るロープウェイでは、風で大きく揺れながら下山しました。そして20番 鶴林寺を目指して乗り場の外へ出ると土砂降りの雨。 とうとう来たか… と思いつつも先に進まないとどうしようないのでカッパを着て走ります。靴は早々にビショビショになり、続いてズボンもさよなら。 上半身は汗か雨かわからず濡れているという最悪のコンディションではありましたが、それでも頑張って進んでいると鶴林寺に続く登り坂に到着。 ここからが勝負。 と思いペダルを漕ぎますが、雨で滑ってタイヤが空転する事数回。これに苦戦しつつもなんとか鶴林寺に到着。 全身濡れて服が体に貼り付く状況ですが、納経しました。 そして本日のラスト19番 立江寺を目指しますが、路面を滝のような水の流れに恐怖を感じながら下山。腕と指に全集中しながら下って行きました。 そのまま雨の中を走り続けて立江寺に到着し納経。

今回の宿は立江寺の宿坊なのでここで終了。
終わりが見えて来ましたが、最後まで気を抜く事なく巡礼したいと思います。