お遍路

究極の社員研修

 

人とのつながりを大切にし感謝の気持ちを忘れないことは、ひとりの人間としても社会人としても大切なことです。自身を高め社会人として成長させるために、社員教育やセミナーなどが行われていますが、総合的に「人間力」を高めるということは難しいものです。
「可愛い子には旅をさせよ」といいますが、一人旅は自身を見つめなおすよい機会となります。この旅をテーマとした究極の社員研修ができないものかと考え、「自転車によるお遍路」を企画しました。

「お遍路」とは、四国四県に点在する八十八ヵ所の弘法大師(空海)ゆかりのお寺を巡礼することをいいます。 この八十八ヵ所を巡るために約1400㎞もの距離を移動しなければならず、徒歩で順調にいっても50日はかかります。本来のお遍路は徒歩なのですが、今回の研修では単身で自転車を利用します。

大きな地図でお遍路マップを表示


自転車は徒歩よりラクそうですが荷物を積むとかなりの重量になるので、上り坂は徒歩より辛く下り坂は快適な一方で、荷物を積んでいる分コントロールが難しくなります。また天候や風向きなどの外的要因にも左右されやすく、パンクなどのトラブルにも発生することもあるでしょう。
そのようなときでも、単身ゆえに自身の力で解決し進まなくてはなりません。このように自転車での旅は一味違った経験になるはずです。

お遍路は単なるスタンプラリーではありません。旅を続けながら巡礼先のお寺では納経することで自身を見つめ直し、道中の様々な人々との出会いなどを通じて得るものがあるはずです。
この巡礼を社員研修として課すことは、その間の当該スタッフの業務が滞ることになります。会社としては不利益なことですが、この経験が後々スタッフにとっても会社としても財産となるはずです。
この場をお借りして、スタッフからのレポートをご紹介させていただきますので、ぜひご覧ください。