18日目 （11月13日）

お経を詠んでから納経

朝はかなり冷え込んでいる。 今日は日中もあまり気温が上がらないようだ。 さすがに一枚羽織って出発する。 まずは、昨日時間切れで打てなかった別格11番生木地蔵へ。 ホテルから5キロなので、すぐに着く。 やっぱり別格は人が少ない。今日も自分一人で、線香も前に誰かが来た様子がない。 それでもしっかりお経は詠み、肝心の数珠玉も忘れず次へ進む。 60番横峯寺は後回しで、先に61番香園寺から。 香園寺の建物は学校の体育館のようだ。 本当にお寺なのかというぐらいの威圧感。 建物内には、映画館のような折り畳み式の椅子が並べられ、本尊と弘法大師が並んで奉られている。 納経所の方から62番宝寿寺では、「1200年末記念の御影(赤色)は配布していませんので。」とここでいただいた。 その宝寿寺はすぐ近く。自分が到着してまもなく観光バスが2台続けて到着。 団体の方が来ると納経所が混んでしまうが、自分はお参り前に納経してもらうのがどうしても嫌なので、ゆっくりお経を詠む。 案の定、納経には10分程度待つことになったが、これも運命。何も焦ることはないと自分に言い聞かす。 次の63番吉祥寺から60番横峯寺へ行く予定なので、納経所の方に道順を再確認。 すると、ここで大きな荷物を預かってくれるみたいだ。もちろん預けることにして、いざ横峯寺へ。

小原さんに負けてられない

横峯寺へは色々な行き方があるみたいだが、今日は車の有料道路経由で行くことに。 自転車は無料である。 先日、小原さんから一度も停まることなく登りきったと連絡があった。 そりゃあ負けてられない。荷物もないので、一気に登る。 昨日の興隆寺の疲れが足に残っていたが、何とか踏ん張り、まずは車の料金所へ。 料金所のおじさんから、駐車場まで上がらなくても途中から違う道で着くことを教えていただいた。 本番はこれから。 ゆっくりペースで登る。車が何台も追い抜かして行く。 それでも構わず、自分のペースを貫く。 汗は出てくるが、気温の低さと強風で寒いぐらいだった。 おじさんの言っていた分かれ道に到着。 ここからは、道が砂利道に変わったので自転車を押して上がる。なかなかデコボコしていて歩きづらい。 これなら、車道をそのまま上がった方がよかったかなと少し後悔。 横峯寺到着は、吉祥寺を出発してから1時間少しで着いた。しかし寒い。一気に体温が奪われて行く。

参拝後、持参したおにぎりとコーンポタージュで昼食。少し暖まったが、すぐに寒くなる。
早くここを出発しないと風邪を引きそうだ。
来た道を一気に下るが、ブレーキを握る指先がキンキンに冷えて、痛い！ 何度か立ち止まり、手を暖めながら下山。 往復約2時間程で吉祥寺へ帰って来れた。
荷物を取りに行き、「はやーいっ！！」と納経所の女性。
自転車降りずにあがったとドヤ顔を決めてみた(笑)

タイガースなパン

	64番前神寺へ行く前に、タイガース三昧のパン屋を発見。 行くしかない！ 店の中から出て来たのは、川藤幸三！！ではなく、普通のオバさんだった。 せっかくなのでカレーパンを購入し、お客として来ていたおばあちゃんに撮影をお願い。 何回やっても自分の指がカメラに写ってしまうおばあちゃん(笑)何回も優しく、有り難うございました！ 今日の最後は、別格12番延命寺。約30キロの道のり。横峯寺の後は多少きつかったが、何とか16時すぎには到着。 しかし、ここへ来て別格の数も増えて来た。 明日は、別格だけでも3つは打つ予定だ。 延命寺を打ち、近くの宿へ。 明日で愛媛県も最後。最終の香川県に入る。 それにしても今日は寒すぎた。このまま冬本番突入か？ 風邪だけは引かないように、手洗い・うがいはこまめにしなければ。 また、来週月曜が雨予報になっているのがすごく気になる・・・